人には「免疫」の機能が備わっており、それは本来は体に侵入する異物に対して体を守ろうとする機能です。
異物に対して体を守ろうとするのが「免疫免疫反応」ですが、この免疫反応が特定の異物に対して過剰に起こることをアレルギーと言います。
様々なものがアレルギーの原因となる可能性がありますが、歯科における金属アレルギーには金属の接触による限局的なアレルギーと汗や唾液によって金属がイオン化され体に取り込まれることにより全身に異常な反応を示す全身性の金属アレルギーがあります。
歯科治療には様々な金属が使用されます
1,金銀パラジウム
現在一番主流に使用されている歯科用合金です。主に歯の被せ物や詰め物に使用されますが様々な種類の金属を含みます
2,アマルガム
今現在は使用頻度が減りましたが、一昔前では多く使われていました。50%が水銀でできており、溶けだして体内に蓄積され健康への影響が懸念されています
3,銀合金
歯の補強の土台の治療で使われることがあり年月とともに経年劣化をします。使用頻度は減る傾向にあります。
初めてのご来院の方は、初診カウンセリングを行います。
アレルギーの経緯や気になされているところ・ご要望などをお聞きいたします。
些細なことでもお聞きください。
ご相談なく治療を進めることはありませんのでご安心ください。
次に、口の中の状態を調べるための検査をします。
虫歯や歯周病などの慢性疾患、金属の診査のために「お口の中の診査」「口腔内写真撮影」必要な方には「デジタルレントゲン撮影」を行います。初回は治療(歯のクリーニングを含む)は原則行いませんのでご了承ください。
(妊娠されている方は事前にお知らせください)
初回の負担額は3割負担の方で3500円ほどです。
問診や各種検査による結果のお話をいたします。
皮膚症状やその他の症状などから他科(皮膚科や耳鼻科)との連携が必要(パッチテストや扁桃肥大に対する考慮)な場合は他科の受診をお勧めする場合がございます。
※ ご説明のための資料作成等が必要な場合は後日お話をさせて頂く場合がございます。
パッチテストのスケジュールを考慮した際に仕事などの関係で受診が難しいという方がおられますが、確定診断にはパッチテストが必須となります。
提携先の皮膚科にてパッチテストを行います。
パッチテストとは背部もしくは上腕に金属の試料のついたシートを1週間ほど貼ります。
2日後・3日後・1週間後のアレルギー反応がみられるかどうかの確認をして診断をします。
診断結果をもとに治療計画をご相談いたします。
口腔内に複数の金属が入っている場合で、特定の金属が原因だとわかっている場合はその金属を含む詰め物・被せ物は除去することが望ましいです。
ただし対象となる金属が複数ある場合、非金属の修復物へのやり変えは保険外治療になることもあり、治療費のことも含めた相談が必要になります。
ご相談の上で治療計画を決定していきます。
アレルギーの原因は多岐に渡り、特定の金属を除去しても症状が残ることが残念ですがあります(金属置換による治癒は50~60%と言われています)
食品の中にも金属が含まれるものがありますし、金属は日常的にも触れることがあるものです。また医療機関におけるパッチテストも偽陽性(本来は陰性にも関わらず陽性の判定をうける)となることもあります。
治療の目的は「現在の症状を少しでも軽減させ、日常生活をより快適にすること」です
様々な角度から検討をしながら治療の方針をご相談します。
金属アレルギーは代表的な1つですが、掌蹠膿疱症は歯の根の慢性疾患や歯周病が原因になることがあります。
また扁桃肥大やそれに伴う扁桃炎が原因になることもあります。
皮膚科だけでなく耳鼻科との連携が必要な場合もあります。
以下のフォームに必要事項をご記入の上、「送信する」ボタンをクリックしてください。
入力がうまくいかない場合は、上記内容をご確認のうえ、メールにてご連絡ください。
送信先アドレス:olivestaffs@yahoo.co.jp
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ▲ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ▲ | ─ |
平日 午前 9:00~12:30
午後 14:30~17:30
▲土曜 午前 9:30~12:00 午後 14:00~16:30
日曜日・木曜日・祝日